住宅火災のポイント

建物火災の約6割が住宅火災であり、火災による死者の状況を見ると建物火災による死者のほとんどが住宅火災によるものです。また、これらの死者の約7割が65歳以上の高齢者となっており、今後、高齢化の進展により、住宅火災による死者の大幅な増加が懸念されます。

どんなところが危ないの?

各部屋の状況が見える家の断面図のイラスト(コンロ、ストーブ、お風呂、放火など様々な危険が描いてあります)

家庭の中には、様々な火災の危険要素が潜んでいます。

キッチンのイラスト(電話中でコンロから煙が出ている事に気づかない奥さんの絵)
「こんろ」による火災の約6割は消し忘れによるものです。
リビングのイラスト(ストーブの周りにクッションや服、缶などが散乱し、ストーブの上に新聞が乗っていたり洗濯物を干している危険な状況の絵)
リビングにも意外と多くの危険が潜んでいます。
寝室のイラスト(布団に入って本を読みながら煙草を吸っている男性の絵、灰皿も布団の上にあり吸い殻もたまっている)
布団などの寝具類への着火が多くなっています。
浴室のイラスト(浴槽に溜まったお湯が沸騰し危険な状況の絵)
空だきが原因で火災になることがあります。
外回りのイラスト(車庫に燃えやすいごみ袋や紙、段ボールなどが放置されており、放火されたら危険な状況の絵)

放火の被害が増えています。