地震でけがをしないために

家具などの転倒、移動を防ぐ

固定器具を使いタンスの上段と下段を固定しているイラストタンスが転倒しない為に壁にタンスを寄りかからせるような形でタンスの下に板を挟むイラスト

鴨居や柱を利用して(あるいは横木を渡して)ヒートンと針金(18番線以上の太さ)、またはL型金具でとめます。ヒートンや金具は家具のふちの堅いところにねじこみます。

L型金具の使用例

L型金具を使用して壁に固定された本棚のイラストL型金具を使用して固定された本棚のズームイラスト(棚のてっぺんと壁をL型金具でしっかりと固定してある)

ヒートンの使用例

ヒートン(フック)を使用して電気を多方向から吊るして固定しているイラスト

ガラスでのケガを防ぐ

飛散防止の透明フィルム

ガラスに飛散防止の透明フィルムを使用しているイラスト

子ども部屋、居間、キッチン、ダイニングの窓や食器棚、本棚などのガラスには飛散防止の透明フィルムを張っておきましょう。

カーテン

カーテンのイラスト

寝室の窓、ガラス戸にはカーテンをつけるようにしましょう。カーテンをつけることによって、窓ガラスが割れたときに飛び散るのを防ぐことが出来ます。

履物・懐中電灯

スリッパのイラスト懐中電灯と電池のイラスト

スリッパなどの履物と懐中電灯を家族それぞれの手近に用意しておきましょう。避難する際にスリッパなどがあれば、割れたガラスなどで足をけがすることを防げます。

家具などの配置を考えて

寝室のイラスト(ドアの横に棚があり、棚が倒れたらドアを開けて逃げることが出来ないのでバツ)

家具の転倒や移動で、ドアや戸が開けられなくならないよう、家具の配置を考えましょう。
避難のためのルートがふさがれないようにすることが大事です。

落下物をなくす

落下防止の為食器棚のドアに簡単な施錠と、瓶などの入っている棚にはつっかえ棒を設置して落下しないように工夫しているイラスト

落下防止の為電気にヒートンを使用して固定しているイラスト

シャンデリアなど重い照明器具をしっかり固定しましょう。
居間や寝室のたんすなどの上にテレビ、オーディオ、水槽、ガラスケース、陶器などを置かないようにしましょう。

外まわりの安全

ブロック塀や門柱の点検をしましょう。

(鉄筋が入っているかなど、専門家による点検も検討しましょう。)

ブロック塀危険確認イラスト(ブロック塀にぐらつきがある)ブロック塀危険確認イラスト(傾きがある)ブロック塀危険確認イラスト(高さが2メートルを超える)ブロック塀危険確認イラスト(コンクリートブロック部分に土圧がかかっている)

ブロック塀危険確認イラスト(すかしブロックが連続で使用されている)ブロック塀危険確認イラスト(基礎の根入れの深さが30センチ未満である)ブロック塀危険確認イラスト(亀裂、目地われがある)ブロック塀危険確認イラスト(控壁がない、控壁の間隔が3、4メートルを越える)

付属物の落下防止をしましょう。

屋根瓦、エアコン室外機などの付属物の落下防止。

屋根瓦が落下してきて頭にぶつかってしまった男性のイラスト